こんにちは。
奨学金の申請をとりあえずしてみたけど…
よく考えたら、保証人頼めないかも
とか
お金もっと必要だったかな
とか
あると思います。
変更できるのか?
できるとしたら、それは、いつどのタイミングでなのかを知っていると安心かと思います。
では、項目別に解説していきますね!
目次
貸与額の変更
スカラネットで入力した額は、進学後に提出する『進学届』で変更可能です。
また、進学後、毎月受給を受けていて生活環境が変わったりなどで、額を変更したい!となった時は、進学した先の学校の窓口に申し出ることで手続き可能です。
スカラネット入力してから、進学届を提出するまではかなり時間があります。
まだ進学する学校も決まっていなかった高校生の時に決めた額で本当にいいのか、よく考えましょう。
多すぎても少なすぎてもいけませんので、シミュレーションしてみると安心です。
シミュレーションサイトを紹介しますね。
奨学金貸与・返還シミュレーション
日本学生支援機構では
《奨学金貸与・返還シミュレーション》
のサイトが用意されています。
いくら借りたらいくら返していけばいいのかが分かります。
最終的な額を決める時には試してみると安心ですね。
◆日本学生支援機構の《奨学金貸与・返還シミュレーション》サイトはこちら
私も一太郎の分をやってみました。
簡単なようで面倒くさい。。。
貸与期間
入学する4月から卒業する“3月”までになります。
平成30年の大学1年生は2018年4月から2022年3月まで。
平成31年に入学する人は2019年4月から2023年3月になりますね。
利率は毎月ちゃんと報告されています。
◆日本学生支援機構ホームページ 平成30年度貸与利率一覧はこちら
ちなみに、2018年(平成30年)5月の利率はこちらです。
見直し方式:0.01%
固定方式:0.23%
すると、、、
ジャーン。
月々24,025円の240回払いになります。
ボーナス併用なら、年に2回72,075円を40回お支払い頂けば
月々のお支払いは12,012円とずっと楽になりますよ。
ちなみに、返還期間は20年間になります。
といった額が提示されました。
240回払い…20年間か…一太郎も二太郎も42歳まで払い続けるんだ…
改めて、重みを感じたり。
その頃には一姫も大学を卒業して、また奨学金の返還してるんでしょうね。
はぁ、、、ホント宝くじでも当たりませんかねぇ…。
人的保証・機関保証の変更
じつは、機関保証から人的保証には変更できないのです!
機関保証から人的保証への変更は可能です。
親戚のおじさんに頼めるか微妙・・・でも保証金もったいないよねーと
とかいう場合は…
とりあえず『人的保証』を選択しておきましょう!
どうしても頼める保証人が見つからなかった場合には、進学後に提出する『進学届』で機関保証へ変更可能です。
奨学金の受給が始まってから保証人の方が保証できないような状態になってしまったら、その時はもちろん機関保証に変更が可能です。
連帯保証人・保証人の変更
『進学届』に書いた、人的保証の「保証人」、機関保証の「本人以外の連絡先」の叔父さんをこっちの伯父さんに変更したい。
遠くに住んでる叔父さんに頼んでおいたけど、自署してもらわないといけないので、やっぱり近くに住んでる伯父さんの方がいいいね。
みたいなケース、あると思います。
でもね、実際、『進学届』の提出から『返還誓約書』提出までの間って、2か月くらいですけどね。
まあ、保証人の方にも色んな事情ありますし、変更することはあるかもしれないです。
その場合は…
『返還誓約書』で変更可能です。
その後、奨学金の受給が始まってからの連帯保証人、保証人の変更は、これって、死亡とか、もうやむを得ない状況の時になりますね。
この先20年間、何があるか分かりませんから。
その時は、すぐに進学先の学校の窓口へ。
卒業後でしたら、学生支援機構へ連絡して新たな人物の選任が必要となります。
そうならないことを願いましょう。
銀行の口座変更
奨学金が振り込まれる口座、その後の返還する口座を変更するのは、進学後の受給が始まってからでも可能です。
が、そんなに切羽詰まったものでもないと、手続きっておっくうなものです。
実際、私も一太郎の時、スカラネット入力の前に口座開設に行ったのですが、銀行に断られて
(本人が行かなかったからか、既に口座持ってるんですがもう一口座開設したい、、、とバカ正直に答えたからか、一支店一口座までしか作れません。と断られた。)
ちょっと腹を立てて、そのまま新口座を作っていなかった為に、今までのお年玉を貯めていた口座にバイト代が振り込まれ、一太郎が自由に使い込むようになり、これでは、ここに奨学金も振り込まれたら大変だ!と、その後、新口座を開設して(同じ銀行なのに、担当が違うと、すんなり新口座が作れるのはいかがなものか)、進学届の際に口座を変更しました。
いつでも変更可能ではありますが、そう思わずに、生活費の口座とは別に、きちんと準備しておきましょう。
氏名・住所の変更
『進学届』に入力してすぐに、「本人」、人的保証の「保証人」、機関保証の「本人以外の連絡先」の氏名や住所に変更があった場合
その場合は…
『返還誓約書』で変更可能です。
『進学届』提出から『返還誓約書』提出までの間って、2か月くらいですけどね。
急なお引越しとか?あるかな。
余談ですが…
『返還誓約書』のよくある訂正例に
住所・Tel・生年月日・性別 の訂正
ってあるんですけど、生年月日の記入間違いはギリあるかと思いますが…
性別を間違えちゃう人もいるのかな。
まあね、記入項目の分、訂正できる項目も用意しないといけないっていうだけでしょうけど。
ちょっと気になりました。
卒業後は、転居で住所変更、結婚で苗字の変更とか、様々なケースがあると思います。
変更になった時には、すみやかに学生支援機構に連絡しましょう。
利率固定方式・利率見直し方式の変更
スカラネット入力で選択した利率の方式
高め設定だけど、市場金利が変動してもずーっと同じの利率固定方式か
低いけど、市場金利が跳ね上がったら金利も跳ね上がる利率見直し方式か
利率の変更は、進学後に提出する『進学届』で変更可能です。
『進学届』提出から2か月後位に提出する『返還誓約書』では変更することは出来ませんが、受給を受けてる間は変更が可能です。
『「利率の算定方法」変更届』という所定の用紙を進学した学校を通じて提出して手続きします。
貸与期間終了後は変更することはできません。
第一種の人限定 返還方式の変更
第一種奨学金の人は、スカラネット入力で選択した定額返還方式か所得連動型返還方式かを、進学後に提出する『進学届』で変更可能です。
◆ことぶきんが定額返還方式と所得連動型返還方式について解説しています!
奨学金の定額返還と所得連動返還はどっちを選ぶか?わかりやすく解説
割賦方法の選択
コレ、『返還誓約書』で選択!この時だけなんです!
割賦(わっぷ)方法?
割賦とは、何回かにわけて払う事です。
本日の最初の方のシミュレーションの解説で紹介した…
月々24,025円の240回払いになりまーす。
ボーナス併用なら、年に2回72,075円を40回お支払い頂けば
月々のお支払いは12,012円とずっと楽になりますよ。
ちなみに、返還期間は20年間になりまーす。
っていうアレです。
ボーナス併用にするかどうかって事です。
しかも、選択のチャンスはこの時1回だけ!
ボーナス支給される企業に就職出来るかも分からないのに、決定しないといけません。
ちなみに、我が家の一太郎の返済はボーナス併用を選択しました。
理由は、我が家の今までの車や家のローンもそうだったから。
我が家の生活費は、節約してるつもりでもかさむ一方。
でも主人がボーナス支給の会社に勤めているので、ボーナス月の支払いをすることで、月々の返済を抑えて支払ってきました。
(ですから、子どもたちの大学資金まではとても貯蓄できなかったー。)
卒業後の20年の間、ずっと協力できるかは約束はできないけれど、出来るだけ協力してあげたい。
親心ですよね。そう思うのは、子どもがいくつになっても。
返還途中で支払に困ったときは…
◆ことぶきんが減額返還制度や返還期限猶予制度について詳しく解説しています!
奨学金が返還出来ない場合は?減額返還制度や返還期限猶予制度についても
まとめ
いかがでしたか?
まだ変更できるのか。
もう変更できないのか。
この先いつでも変更できるのか。
分かっていると、決定する時の心づもりも変わってくるかと思います。
ここまで読んでくださって分かったと思いますが、変更できる項目は進学後に変更可能です。
進学後?そうなんです!
当たり前のようですが、合格しないと奨学金は受給されません。
予備校進学では、奨学金は出ないんです。
お金の準備をしっかりしつつ、受験勉強も頑張って進めないといけませんね。
頑張れ!受験生!!