こんにちは。
日本学生支援機構(JASSO)の平成30年度からマイナンバーの提出が義務化になりました。
令和元年もマイナンバー提出は必要です!
マイナンバーカードを作成していない場合、通知カードでも大丈夫?
しっかりチェックしておきましょう。
では、説明していきたいと思います。
目次
何が変わったの?
マイナンバーを提出する
今まで日本学生支援機構(JASSO)への奨学金申込みの書類提出は、家計を支えている人すべての所得証明書の提出が必要でしたが、マイナンバーの提出の義務化により、所得証明書は提出の必要がなくなりました。
そうすることで、奨学金の審査に必要な家計を支えている人(父母など)の収入に関する情報を行政機関間で情報連携し収集できるのです。
つまりマイナンバーを提出すれば、あとは必要な情報は役所に聞くからいいよってことです。
私たち利用者はいちいち証明書を取りに行かなくていいので、お金も時間もかからなくて助かります。
しかし、例外もあります。障がい者手帳、単身赴任、長期療養に関する証明書類等は情報連携出来ない情報があるので、書類提出が必要なものもあります。
誰のマイナンバーが必要?他にも提出するの?
提出が必要な人
奨学金を申し込む本人…奨学金を申し込む本人とは、大学に入学する生徒のことになります。
家計を支えている人…父母など
その他に必要な書類
マイナンバーカードがあれば、他には必要ありません。
でも、マイナンバーカードの交付申請をしていない場合は、その他に書類が必要になってきます。後ほど詳しく説明します。
家計を支えている人の提出書類は、番号確認書類だけになります。
マイナンバーの提出は簡易書留です!
これは二太郎が、通学している高校の説明会でもらってきた書類です。
平成29年度までは、書類は全て在籍している学校へ提出していましたが、平成30年度からはマイナンバーの提出が必須になり、マイナンバーの書類に限っては、日本学生支援機構(JASSO)に簡易書留で送付になります。
間違えないようにしましょう。
マイナンバーの提出は、PCで行うスカラネットの申込み後
一週間以内にマイナンバー提出書と一緒に専用封筒に入れて簡易書留
で提出となります。
専用封筒は、在籍している学校でもらった書類一式の中のマイナンバー提出書と
書いてある緑の封筒の中に入っています。
書類一式は、学校で開催する説明会に出席すればもらえます。
説明会を逃した人は、進路指導の先生にもらいに行きましょう。
マイナンバーカードが無い人は?
奨学金の申込みには、マイナンバーが分かる通知カードや、マイナンバーが書いてある住民票でも、大丈夫です。
マイナンバーカードとはプラスチック製のICチップ付きカードで、
これは自分で申請しないと交付されません。
マイナンバー提出には、
番号確認書類(学生本人、家計を支えている人)
身元確認書類(学生本人)
の2種類が必要になります。
・マイナンバーカードの場合
番号確認書類→裏面コピー
身元確認書類→表面(顔写真つき)コピー
・通知カードの場合
番号確認書類→通知カードコピー
身元確認書類→氏名と生年月日が記載されたページをコピーする
<1点でOKの証明書>パスポート、運転免許証、在留カード、特別永住証明書、障がい者手帳、療育手帳
<2点必要の証明書>健康保険証、学生証、生徒手帳の在学証・生徒証明書・身分証明書、在学証明書、年金手帳
・住民票の場合
番号確認書類→マイナンバーが書いてある住民票の写し
身元確認書類(通知カードと同じ条件です)
→氏名と生年月日が記載されたページをコピーする
<1点でOKの証明書>パスポート、運転免許証、在留カード、特別永住証明書、障がい者手帳、療育手帳
<2点必要の証明書>健康保険証、学生証、生徒手帳の在学証・生徒証明書・身分証明書、在学証明書、年金手帳
まとめ
日本学生支援機構(JASSO)では平成30年の申込みより、マイナンバーの提出が必要となりました。
奨学金自体の申請は今までと変わらず、在籍している高校を通して申請書の下書きを提出してスカラネットというネット申込みとなりますが、マイナンバーは個人情報となりますので、学校ではなく日本学生支援機構へ直接、本人から送付することになります。
日本学生支援機構には、マイナンバー提出の専用コールセンターがあります。
0570-001-237(ナビダイヤル)
※月曜日~金曜日:9時00分~18時00分(土日祝日・年末年始を除く)
マイナンバーカードがなくてもマイナンバーは提出できますが、用意する確認書類が増えて、少し面倒です。
マイナンバーカードは、ご自分のお住いの市町村窓口で本人が申請しないと交付されません。
交付には1か月ほどかかりますが、何かと便利ですので、お子さんの分はまだ、という方は是非これを機に申請してください。