【奨学金】図解入り手続き

奨学金の返還誓約書はいつまでに提出する?図解付きでポイントをわかりやすく!

こんにちは。

貸与奨学金の申請も順調に進み、受験を勝ち抜いて、進学したお子さん。
大学生活を謳歌していることと思います。

でも、ちょっと待ったー!
返還誓約書の提出がありますよー!
大事な書類提出も、次の継続願の提出は12月頃までありません。
これでひとまず終わりになります。

返還誓約書奨学生証は、進学した先の大学で予約採用者向けの説明会が5月下旬から6月にかけて開かれ、そこで渡されます。
返還誓約書の提出の期限は、大学によって異なりますが、説明会後2~3週間後に設けられています。

ちなみに、我が家のピカピカの大学生1年生一太郎の場合、こんなハガキが自宅に届きました。

翌年、一太郎とは違う大学に進学した二太郎にはハガキは届きませんでした。
通達は学校によるのかな?

一太郎は、5/25(金)に説明会は授業がある事を言いに行き、後日資料をもらってきました。
資料をもらった時には6/8(金)返還誓約書の提出の期限
まで、すでに一週間を切っていました、、、ゲ!

ちなみに二太郎は、
5/30(木)説明会
6/14(金)提出期限

2週間ですね。
うん、良心的です。

でも、人的保証の人は、保証人の押印、印鑑証明が必要です!
ゆっくりしている時間はありません!

さあ、一緒に確認していきましょう!

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返還誓約書

返還誓約書は、スカラネットの入力に基づき印字されています。
印字に間違いがないか、まずは確認しましょう。

返還誓約書は、申込みに応じて

・第一種奨学金機関保証
・第一種奨学金人的保証
・第二種奨学金機関保証
・第二種奨学金人的保証

とありますが、共通するポイントを
↓第二種奨学金人的保証の場合で図解します。

署名は直筆で!

名前が小さく印字されています。
名前の印字のすぐ下に、直筆で署名をします。

黒か青のボールペンで記入します。
フリクションなどの消せるボールペンはダメです。
署名欄は複写になっているので、筆圧強めで書きましょう。

間違えてしまったら、修正液や修正テープは使ってはいけません。
間違えた箇所に二重線を引き、押印する印と同じ印鑑を使って訂正印とします。
よくある小さいマメ印の訂正印は使用できません。
自分の名前をうっかり間違えた時は、一文字だけでなくフルネームに二重線を引き署名をし直します。

名前が改名した、住所変更、保証人自体の変更など、スカラネットに入力した時点と変わった場合の訂正についても、変更する名前や住所に二重線を引き、押印した印鑑で訂正印を押して、名前ならフルネームを書き直し、住所変更もすべて書き直します。
変更の報告は、返還誓約書記載事項訂正届も提出する必要があります。

用紙は日本学生支援機構ホームページからダウンロードできます「返還誓約書記載事項訂正届」 

人的保証の人は、保証人を頼んだ方の署名と押印も期日までに済ませておきます。

それぞれ違う印鑑で押印

同一印は不可です!
もちろん、スタンプやゴム印もダメです。
2枚押印し、2枚目は控えになります。

・連帯保証人
・保証人(人的保証を選んだ人)
は、印鑑証明書の印鑑と同じものを押印します。

押印が不鮮明な場合は、再提出となってしまいますので、ギューとしっかり押しましょう。

私、これ失敗しました!

我が家の朱肉、薄くなっていまして・・・
ギューと押したんですが、あれ?ちょっと薄い?
でも、欠けてるわけでもないし、ちゃんと押せているので出してみました。

一太郎の時はこれでOKでした。
翌年、二太郎の時、実印は1年ぶりの出番です。
すっかり忘れていて、押してから、あ、そうだった朱肉薄いんだよね・・・。
普段は、ハンコケースの小さい朱肉を使っているので、すっかり忘れていました。

一太郎の時に大丈夫だったから、大丈夫かな。

うすいってー。

マヂか―!
再提出です。
買ってくればいいものを、小さいハンコケースの印鑑をちょいちょい回しながらつけて
ギュー―――――!
よし、完璧!

にじんでるってー。

ウソでしょーーーーー!
どこがよ?!
え?ココ~?!
老眼で見えないんですけどっ!

と、文句を言ってもしょうがないです。

印鑑持ってこいってー。

と言うので・・・。
だらしない二太郎に、実印を持って行かせるのはちょっと抵抗がありましたが・・・
既に、押し直すスペースもないし。
悩んだ末、持たせました。

でもね、学校の奨学金担当者の方も失敗したそうです。
二太郎の返還誓約書の連帯保証人欄は、結局押印5個になってしまいました(笑)。
奨学金サイトの管理者なのに、なんたる失態!
まあね、借りられればいいんです、いいんです!

こんな失敗談もあり、押印の合格ラインは学校の担当者によりけりな場合もあります。
なので、どうかな?と思ったら、期限には余裕を持って一度提出するというのもアリですね。
我が家のように紛失の心配はありますが、十分注意してもらい、印鑑持たせるというのが押印の失敗には安心かもしれませんね。

返還の条件

返還の目安が印字されてます。
毎月コツコツ、にボーナス払いを併用するかの選択になります。

月払い+ボーナス払いの併用返還は、ボーナス払いがある分、月額が安くなります。
その代わり、利息が少し高くなります。
といってもほんの少しですね。

左下に利率の参考があります。
一太郎の場合・・・

月賦返還:5,765,970円

併用返還:5,765,954円

違い16円・・・(笑)

ボーナスが出る会社に勤められるかも分かりませんが、月賦返還の額を本当に返せるかをよく考えて、ご家族とも相談して決めましょう。

添付書類

添付の必要がある書類は、右側の署名欄の下の方に印字されています。

機関保証の添付書類

・奨学生本人の「住民票」(マイナンバーなし) コピー不可
・「保証依頼書(兼保証委託契約書)」
・「保証料支払依頼書」
・「親権者(後継人)同意書」

印字されている物を用意して提出して下さい。

人的保証の添付書類

・連帯保証人の印鑑証明書コピー不可
・連帯保証人の「収入に関する証明書類」(マイナンバーなし) コピー可
・保証人の印鑑証明書コピー不可

印字されている場合
・奨学生本人の「住民票」(マイナンバーなし) コピー不可

収入に関する証明書類とは?

所得証明書、源泉徴収票を添付する人が多いです。

その他に、連帯保証人が自営業の方は確定申告書の控え、納税証明書

連帯保証人が年金生活の方は、年金振込通知書

連帯保証人が前年度に転職している方は、年収見込み証明書

連帯保証人が生活保護を受給している方は保護決定通知

になります。
「奨学生のしおり」にも詳しく書いてあります。

提出する前に確認

一太郎は学校からこのようなチェック表↓をもらってきました。
チェック表は提出しなくていいんでしょ?
なんて言わず、提出する前に確認してみましょうね。

チェック表なんてもらってないよー
という人。

ちなみに、翌年、二太郎の学校もチェック表はありませんでしたねぇ。
安心してください!サイトにも【提出前に(チェックリスト)】というのがありますよー

日本学生支援機構ホームページ内 チェックリストはこちら(下の方へズズズーとスクロールしてね)

スカラネットPSの概要画面(学校による?)

2018年大学入学の一太郎の学校では返還誓約書と一緒に

スカラネットPS全体概要画面プリントアウト

を提出しました。

2019年大学入学の二太郎の学校では提出しませんでした。

でも、スカラネットPS(パーソナル)登録がまだの方は登録は必要です。
未だの方は早めに登録をしましょう。
スカラネット・パーソナルはこちらから

①利用規約をクリックして読むと、②同意するが押せるようになります。

奨学生番号は奨学生証に書かれています。

銀行は、奨学金が振り込まれる口座の情報を記入します。

ログインには、ユーザIDとパスワード、そして奨学生番号も必要です。控えておきましょう。

ログインしたらスカラネットPSの概要画面が開きますので、この画面をプリントアウトして、返還誓約書と一緒に提出します。

官製はがき(学校による?)

2018年大学入学の一太郎の学校では官製はがきを提出しました。

未使用の62円官製はがきを2枚提出します。

年賀状やかもめーるなど抽選付きハガキは不可。
大学からの事務連絡に使用されます。

2019年大学入学の二太郎の学校では官製はがきは提出しませんでした。

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まとめ

返還誓約書、署名や押印に間違いはありませんか?

もう一度しっかりチェックしてくださいね。
ここで、返還誓約書をきちんと提出しないと、今までせっかく申請を頑張ってきたものが水の泡になり、奨学金が受給できなくなってしまいます。

添付書類、スカラネットPS全体概要画面なども忘れないようにしましょう。

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