こんにちは。
奨学金は、進学先の学校の入学金を支払う時にまだ振り込まれません。
そこで、利用したいのが
日本政策金融公庫の
国の教育ローン
でも、誰でも借りられるわけではないんです。
審査に通らない人って?
通らなかったらどうすればいいの?
実はね、我が家も一太郎ではお借り出来ましたが、二太郎は借りられない模様・・・なぜって?
さあ、どうしよう!
審査が通らない人
世帯年収の上限を超える人
年収の上限があるんです。
金利が一般の教育ローンよりお安いので、高所得の人は借りれないんです。
子どもの数によって金額は変わってきますが・・・
子ども1人790万円
子ども2人890万円
子ども3人990万円
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と、年収の上限超えてたら、もう借りれません。
これ、世帯年収になるので、奥さんのパート代も合算されます。
我が家は、パパさんのお給料がちょっとばかし上がったこと、私がパートをちょっと頑張ってしまったことで上限を少し超えてしまったのです。
決して高所得の悠々自適生活じゃないのになー。
少しでも、ダメなものはダメ。
来年、年収が下がったらまた来てくださいって言われました。
子どもが2人以内だと、年収が上限を超えていても
転職して3年経ってなくて給料低いんですー
とか
引っ越して(家建てて)まだ1年未満でお金が入りようで・・・
という人は緩和される要件というのもあるんですけど、なかなかレアなケースだと思います。
でもね、緩和条件に当てはまりそうなら是非申請しましょう!
日本政策金融公庫では、収入制限に下限は設けていませんが
日本学生支援機構の奨学金の入学時特別増額は、この国の教育ローンの条件を満たしているはずで、申し込んだけど利用できなかった世帯の人を対象なんですね。
なので、低すぎても借りれないというケースはあるようです。
窓口に相談してみましょう。
源泉徴収票は3月か4月のお給料と一緒に配られると思います。
時間に余裕のある時から、利用できるかチェックしてみましょう。
家賃と公共料金の支払いの確認ができない人
手続きから半年間さかのぼって、家賃と公共料金の支払いをチェックされます。
延滞はもちろん、カードなどの明細がない人も審査には通りません。
国の教育ローンコールセンター
0570-008656
月曜~金曜:9時から21時まで
土曜日:9時から17時まで
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一般の銀行の教育ローン
各銀行で色々な教育ローンのプランがあります。
証書貸付型とカードローン型というのを目にしたことありませんか?
借りる限度額の中でもっと借りたいとなった時に、証書貸付型は都度窓口契約しないといけないのに対し、カードローン型は、必要な時に専用ATMで借りれるんです。
入学金や前期授業料などを一括でドーンと払う時は、証書貸付型の教育ローンで借りて振り込んで終わりでもいいのですが、入学当初は思わぬ出費が多いですよね。
パソコンが必要だ
定期代が予想以上に高かった
研修や合宿がある
教科書、テキスト・・・
と、まあ。
節約したいのに出費はかさむ。。。でも生活費には手を付けたくない。
そんな時、カードローン型だと、もうちょっと借りたいという時に専用のATMで借入れが簡単に出来て便利。
結局は返す額が多くなるのですから、借り過ぎには注意ですけどね。
今は、カードローン型プランを取り扱っている銀行も多いです。
また、金利が安くなる条件として
住宅ローンで利用している
給与振り込みで利用している
インターネットで申し込む
など、銀行によって金利優遇キャンペーンを行っているところもあります。
自分が普段利用している銀行がどんな教育ローンを取り扱っているかはチェックしておきましょう。
信用金庫やろうきんの教育ローン
信用金庫やろうきんでも教育ローンを取り扱っています。
信用金庫は固定金利のところが多いですが、変動金利のプランを取り扱っているところもあります。
営業圏内に住んでいる、口座を開設している、など条件があります。
ろうきんは労働金庫のこと。
地域によって取引可能な労働金庫が異なります。
団体会員の構成員、生協会員の組合員、一般の勤労者で金利が変わってきます。
つまり、お勤めの会社がある地域のろうきんで対象となるか確認してみるのがいいですね。
まとめ
国の教育ローンの審査に通らないなら、あとは他の教育ローンで借りるしかないんです。
一般の銀行にするのか、信金、ろうきん、JAバンク、信販会社、保険会社でも教育ローンは取り扱っています。
金利は、国の教育ローンの1.76%に並ぶような教育ローンはなかなかありませんが、金利優遇を利用すれば2%前半で借りれるところはたくさんあります。
普段、給与振り込みで利用している銀行や、住宅ローンで利用している銀行などをまずチェックしてみましょう。
教育ローンの提出書類には合格しないと揃わないものもありますが、審査は進学前から出来ますので時間に余裕のあるうちに、色々調べておきたいですね。